【おでんと石ころのお店 ゆう】トルコライス(700円)
2012.02.03 Friday
好きなおでんの具材は「卵、大根、牛すじ」。神崎です。
寒い日々が続いていますし、こんな日には「おでん」がたまらないですね。先日には長崎でも超雪が振りましたし…
※長崎では1cmで大雪、それ以上は超雪。10cmを超えると天変地異。
ちなみに20歳になるまで「はんぺん」は「白くてふわふわしているもの」ではなく、半月状になった薄い揚げ蒲鉾の認識ですた。(長崎でははんぺんと言ったら、それなのです。)
まあ、おでんネタはそれくらいにしておいて。
今回のトルコライスは、長崎市内を離れて東長崎から諫早市方面へ。
「たらみのゼリー」として、全国的に有名なゼリー工場がある「多良見町」へ行ってきました。
このたらみゼリーの工場の前には、賞味期限が1日という生ゼリーが食べられるお店があるのですが、その隣にあるのが今回の目的地。
お店の表側には「おでんと石ころのお店」という旗がたくさん飾られていますが、そんな中に「トルコライス」の文字を発見。行ってみたのです。
店内に入ってみると、木材を多く使ったウッドハウス的な落ち着いたインテリア。
テーブル4席にカウンターのみといった客席ですが、スペースをたっぷりと取ってあるためか、かなりゆったりした感じになってますね。
壁には油絵や「石ころ」の名前のとおり、真珠や天然石のアクセサリーが展示・販売されています。
メニューを確認すると、一番上に「トルコライス」の文字が。
そのほかには、ハヤシライスなどの洋食メニューがありますが、「おでん」の名前通りに様々な種類のおでんメニューも。「いかめし」が自慢のお店みたいですが、中には「おでん定食」なるメニューもありました。
目白押しなおでんメニューには目をくれず、トルコライスをチョイス。オーダーしてみました。
「おでんと石ころのお店 ゆう」のトルコライス(700円)
細切れのハムを具材にして、ごま油をたっぷりと使った「チャーハン・スタイル」。 …ん?
ちょっぴり薄めのカツの上からは、ドミソースがたっぷりと。
細めのパスタを使ったナポリタンは、たまねぎとインゲン豆を具材に入れて。こってり味ですね。
細切れにしたハムを具材に使い、ごま油をたっぷりと入れて仕上げたチャーハンに、カツ、ナポリタンとサラダが同皿に付くスタイルのトルコライス。
…どこかで見たことがあるスタイルのトルコライスですね(滝汗
ごま油をたっぷり使ったチャーハンは、とても良い香りで出来たてのアツアツ・ホクホク。
ちょっぴり柔らかめに炊き上げたご飯で、かなりのこってり味。
というか、この味は「レストラン金子」で出されていたトルコライスのチャーハンに酷似しているのですががが…
薄めのカツの上からは、ドミソースがしっかりとかかり、歯ごたえあるしっかりとした肉質。細めのパスタを使ったナポリタンは、たまねぎとインゲン豆を具材に入れたスタイル。
ケチャップ感は抑えられているのですが、バターをたっぷりと絡ませていて、かなりのこってり味。
このガツン!とくるこってり味仕様のトルコライスは、まさしく惜しまれながら閉店してしまった銘店「レストラン金子」のトルコライスに酷似していますね。
あわてて店主に聞いてみると、なんとレストラン金子さんから1ヶ月間にわたって、みっちりと教えてもらったというのです。
アストリアからグリーンバンブー、そしてレストラン金子と、名だたる銘店が閉店していく中、あの味を味わう事は二度と出来ないと思っていましたが…
なんと、多良見町でレストラン金子の味に出会えるとは、かなりの驚きでした!
まだ若い店主ががんばって運営されているみたいですが、あの味を後世に伝えるため、これからもがんばってほしいと願う、奇跡の一店でした。
ふふふ、いい店見つけたぞ♪
■店舗情報■
店名:おでんと石ころの店 ゆう
住所:長崎市中里町1680-3(地図)
営業時間:午前9:0〜午後9:00
※トルコライスは午前11:00〜午後3:00
店休日:木曜日