【洋食屋 紅花】トルコライス(880円)


【2009年2月】 このお店は残念ながら閉店されているのを確認いたしました。


今日のトルコは、市内中心部に再び戻って「仲見世8番街」の地下にある『洋食屋 紅花』へ行ってみました。

華やかな地上の喧騒と比較して、ひっそりと静まり返った地下街。
そこには、この紅花以外にもレトロな雰囲気漂う店が存在しています。
その空気は「長崎玉屋デパート食堂」以上。
次の機会にでも、この地下にある「ドリンクバー」でジュースでも飲んでみようと思います。


では、気を取り直して「洋食屋 紅花」のトルコライスをオーダー。


サラダが付いて、洋食屋 紅花のトルコライス(880円)



見た目に騙されてはいけません。サフランのピラフです。



カクテルソースとデミグラスソースがかかったカツ。



店内の照明が暖色系の明かりでもあるため、現地で見るとライスの色が「ドライカレー」っぽく見えてしまいますが、レンズを通すとこの通り。
サフランで色づけされた、ピラフスタイルのトルコですね。

エビやタコなどが入った「シーフード・ピラフ」調のモノです。

メニューによると、このトルコライスは『40年前に出されていたトルコライスを復活させたもの』らしいですね。
長年の歴史を誇るトルコライス。



後日談:この店は「ハンバーグ」が旨いそうです。




■店舗情報■
店名:洋食屋 紅花
住所:長崎市浜町8-13 仲見世8番街 地下1階(地図
営業時間:午前11:00〜午後8:00まで
店休日:なし
| 【長崎市内(浜の町近辺)】 | comments(0) | trackbacks(1) |

【長崎玉屋デパート食堂】トルコライス(690円)

アストリア新大工町店のすぐ側にある「長崎玉屋デパート」。このデパートは、時代の流れに取り残されたような雰囲気をかもし出している、一種の迷店と言えるデパートです。

その外観は80年代を彷彿とさせる佇まいですが、このデパートの6階にある「ファミリーレストラン」も負けず劣らず80年代になっています。



今回のトルコは、このファミリーレストランに行ってみようと思います。




店内全景。ピンク色の壁が80年代を思い出させます。



入り口にある番頭(?)のおばさんにお金を払い、食券を買うスタイル。初めての人は戸惑います。



同行した友人のjun16氏は「アストリア」のトルコライス(大)に撃破され、イチゴサンデーをチョイス。



玉屋デパート食堂のトルコライス・コーンスープ付き(690円)



茹で卵を切ったモノも。サラダが同皿に乗ります。



ライスは「ピラフ」スタイル。バターの風味バッチリ。



カツは薄め。ちょっと硬めかな?


この玉屋デパート。
地元長崎の民は知っていると思いますが、「デパート」という名前が付いてはいますが、おそらく「デパート」と認識している人は、若い人の中では皆無だと思われます。
しかしながら、時間の流れが止まったかのような佇まいに「懐かしさ」を覚え、愛用する人間も多いらしいですね。
その為か客層は高年齢層が多く、子供連れも見かけました。

ちょっぴり「シスター」っぽい制服の(かつては)お姉さん(だった人)が運んできたトルコライスは、バターの風味が効いた「ピラフ」「ナポリタン」に「カツ」「サラダ」スタイル。

サラダには、玉屋名物の「サンドイッチ」にも使われているドレッシングがかけられているらしく、その味は中々のモノでした。

長崎玉屋デパート食堂のトルコライス。
80年代の風を感じたい方は、必食でしょう。



■店舗情報■
店名:長崎玉屋デパート食堂
住所:長崎市新大工町5番35(地図
営業時間:午前10:00〜午後6:30まで
店休日:なし
備考サイト:長崎玉屋ページ(佐世保玉屋サイト内)

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【アストリア新大工町店】トルコライス(750円)

今日のトルコは、いよいよ観光客向けではなく、地元民たちが日常的にトルコライスを食べると言われている名店「グリル・アストリア」へ行ってきました。

『アストリア』は「浜の町」と「新大工町」に店舗がありますが、今回は「新大工町店」の方をチョイスしました。

この店は、観光客や女性客が一人で来るには(かなり)厳しい店です。
なぜならば、その外観・店内雰囲気は『場末の中華料理屋』そのものであり、店内も10人ほど入れば満員になってしまうほど。
私もちょうど昼ごろに行ったのですが、店内は地元大学生や肉体労働者さんなどで、すでに満員状態。
なんとか席を空けてもらいながら、オーダーを入れました。



アストリアのトルコライス・並(750円)



ライスは「ドライカレー」スタイル。



カツは薄め&玉子焼き付き


アストリアのトルコライスと言えば、なんといっても3人分の量がある「スーパートルコライス」なのですが、今回は「並」をオーダーしました。
(この日は連食予定でしたので…)

この店のトルコライスは「ドライカレー」「ナポリタン」に「カツ」、「サラダ」が同皿に付くスタイル。
ちなみに、ドライカレーは電子ジャーから出てきて、シャモジで皿に盛られます(笑
おばちゃんが3人で切り盛りしているらしく、さらに客の多さもあってか、この方式を採っているようです。

この店の雰囲気は、「学生食堂」もしくは「貧乏学生の下宿の食堂」のようなニュアンスが感じられます。
サラダが同皿に付くスタイルも、「野菜も食べんさいよ」という愛情が込められているような気がします。



グリル・アストリア。

この店のトルコライスは、味だけではなかったです。
店の雰囲気、おばちゃんの心遣いが嬉しい、また来たくなる名店でした。


※スーパートルコは、完食すると「認定書」がもらえます。


■店舗情報■
店名:グリル アストリア
住所:長崎市新大工町4-4(地図
営業時間:午前11:00〜午後3:00まで
店休日:毎週火曜日
備考サイト:アストリアオフィシャルページ

| 【長崎市内(中心部)】 | comments(14) | trackbacks(4) |

【足跡&情報提供用BBS】

トルコライスマニアな貴方の足跡を残していってください。
また、トルコライスを出す店の情報提供もお願いいたします。

名の知られた有名店舗以外にも、名の知られていない喫茶店や寂れた食堂はもちろん、コンビニ弁当やテイクアウト専門のお弁当屋さん、スーパーのお惣菜コーナーにあるものなど、「トルコライス」なら何でも行って撮って食べます。
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【向日葵亭】向日葵風トルコライス(892円)

今日のトルコは、長崎市内からちょっと離れて「長崎漁港」が近くにある京泊町。この付近で有名な洋食屋さんが「向日葵(ひまわり)亭」です。

この店も、普通のトルコライス以外に様々な種類のトルコライスがある店なのですが、とりあえずは基本のトルコライスをオーダーしてみました。






向日葵風トルコライス(840円)



特製タレで味付けされたトルコライス専用のピラフ。



カレーソースと特製ピラフが合う!




カツは「ヒレカツ」でした。サクサク度も上々。




スパゲティは「ミートソース」か「トマトソース」を選べます。今回は「トマトソース」で。



なんと言っても、この店独自の「特製タレのピラフ」が旨い!
カレーソースと合うように作られているらしく、その調和は素晴らしいものでした。
スパゲティはソースを2種類から選べるという特殊なスタイルでしたが、私がチョイスした「トマトソース」は、ちょっと水っぽかったのが難点でしたね。

ともあれ、この店には他にもトルコライスの種類があるので、また行ってみようと思います。



■店舗情報■
店名:洋食屋 向日葵亭
住所:長崎市京泊2丁目9-34
営業時間:午前11:00〜深夜0:00まで
店休日:年末年始以外年中無休
備考サイト:向日葵亭オフィシャルページ

| 【長崎市 郊外】 | comments(10) | trackbacks(1) |

【ウイズン】トルコライス(500円)

今日のトルコも、ちょっと趣向を変えてみました。とはいっても、コンビニ弁当ではありません。
店は店でも「お弁当屋さん」。
長崎にしか無いと思われるローカルショップ「ウイズン」のトルコライス(弁当)です。

高校時代を長崎で過ごした人には、かなり懐かしい響きの店だと思われる「ウイズン」。他にもチェーン展開しているお弁当屋さんはありますが、トルコライスをラインナップに入れている所は、おそらくここだけでしょうね。

というわけで、トルコライスをオーダー。



ウイズンのトルコライス弁当(500円)



カツは柔らかい…というか、歯ごたえはほとんど無し。練り物?



カツ質を補うかの如く添えられたハンバーグ。食べ盛りの世代には嬉しい。



スパゲティは「ナポリタン」ではなく、塩コショウで味付けされたシンプルなもの。



まだらになったドライカレー。をいをい…



カツを一口食べてみた所、あまりにも柔らかすぎる食感が「練り物」を思い出させます。「トンカツ」というよりも「メンチカツ」と言った方がいい感じですね。
まあ、その分「ハンバーグ」が付いているので有難いですが…
食べ盛りの男子高校生たちには、嬉しい心配りでしょう。

スパゲティは、塩・コショウで味付けされたシンプルなスタイル。
個人的には、このスパゲティは好きなのですが…
せめて「トルコライス」と言うからには、ケチャップをせめて2ショットでいいから入れて欲しかったです。

ライスは「ドライカレー」。
しかし、その具合はマダラになっています。
まるで料理が下手な彼女が、初めて作ったドライカレーの様になっています。

ウイズンのトルコライス。
質よりも量、価格の安さ。
マダラになったドライカレーといい、食べ盛りの青春真っ只中「高校時代」を思い出させる逸品でした。




■店舗情報■
店名:おべんとLAND ウイズン(We'SN)
住所:長崎県内に点在(?)
営業時間:不明
店休日:不明
備考サイト: (有)慶光商事
| 【コンビニ・スーパー】 | comments(2) | trackbacks(0) |

【ローソン】トルコライス(450円)

今回のトルコは、ちょっと食味を変えて「コンビニ弁当におけるトルコライス」を試してみました。

自宅そばにあるコンビニは「ファミリーマート」なのですが、残念ながらトルコライスは置いていませんでした。そこで、車を出して「ローソン」まで行くことに。
地元民の間では「不味い」と評判の「ローソンのトルコライス」ですが、これが全国区で発売されているのかどうかは、確認できませんでした。
#県外の方、情報ください。








というわけで、さっそく購入。


使い続けて10年目に入った電子レンジで加熱しました。



ドライカレー。スパイス臭い。



いたって普通のカツ。他の弁当にも使われているタイプかも?


とりあえず完食しましたが、まず「ドライカレー」がスパイス臭いという点が気になりましたね。
例えて言えば、「漢方胃腸薬」の香り。
まあ、ドライカレーの原料を考えれば当たり前の事ですが、この臭いが苦手な人もいるでしょうし…
もう少しなんとかして欲しかったポイントですね。

カツも、他の弁当に使われているものと同じようでした。


コンビニで売られているトルコライスは、他にもありそうです。
見つけ次第、実食いたします。



■店舗情報■
店名:ローソン
住所:全国各地に点在。
営業時間:24時間営業
店休日:なし
オフィシャルサイト:http://www.lawson.co.jp/
| 【コンビニ・スーパー】 | comments(8) | trackbacks(3) |

【レストラン・メイジヤ】トルコライス(780円)

今夜は雪になりそうな長崎市。こんな日には「トルコライス」で身も心も暖まりましょう。ということで、今日のトルコは「庶民派」と名高い『レストラン・メイジヤ』に行ってみました。

「メイジヤ」は、浜の町アーケードの中心部付近にある、ファミリーレストラン調のお店。家族連れやカップルの姿が多く目に付く所です。
このお店も、普通のトルコライス以外に、ハンバーグが付いた「よくばりトルコ(840円)」やエビフライなどのミックスフライが乗せられた「ミックストルコ(840円)」「チーズカツトルコ(820円)」などが用意されています。

とりあえずは、スタンダードなトルコライスをオーダー。



ドライカレー・カツ・スパゲティのオーソドックススタイル。



ドライカレーは「しっかり味」。そのままでも旨い。


カツは普通。ごくごく普通。強いて言えばソースがオリジナル?


スパゲティは「細め」のナポリタン(すみません、今までイタリアンとか言ってました)で、味は薄め。
粗挽きの黒コショウが使われており、程よいアクセントにもなっている。


十数年昔のファミリーレストランの味…のような感じ。
決して飾られた味ではないけど、普段着で落ち着いて食べれる味と言っていいと思う。
地元民に支えられているトルコライスの原点のようなモノを感じられた店であった。

レストラン メイジヤ、旨し。


■店舗情報■
店名:レストラン・メイジヤ
住所:長崎市浜町3-18-2F(地図
営業時間:午前10:00〜20:30
店休日:なし
| 【長崎市内(浜の町近辺)】 | comments(4) | trackbacks(0) |

【オリンピック】トルコライス(880円)

今日のトルコライスは、浜の町アーケード街の中心地にある「オリンピック」に行ってみました。
東京オリンピックの年の開店したという歴史を持つ店ですが、この店は「トルコライス」というよりも「パフェ」などの甘味系で有名な店。謎の香りに包まれた「悪魔のパフェ」や、日本一の高さを目指すパフェなどがあります。
おそらく、長崎一と言っても良いほどのパフェショップですね。

で、そんな女性だらけの店内に侵入し、トルコライスをオーダー。








オリンピックのトルコライス(880円)

ガラスの大皿に盛られて出てきたこの店のトルコは、ドライカレーにスパゲティ(イタリアン)、そしてトンカツとサラダが付属するスタイル。
カツは他の店と比較して厚め。しかし、決して硬くは無く、ほろほろと柔らかい。



厚めだけど柔らかい。


まるで家で食べるような家庭的なトルコライスであった。




■店舗情報■
店名:オリンピック
住所:長崎市浜町8-33-2F(地図
営業時間:午前11:30〜21:30
店休日:なし
| 【長崎市内(浜の町近辺)】 | comments(4) | trackbacks(0) |

【ビストロ・ボルドー】トルコ風ライス(1,050円)

ボルドー店イメージ今日のトルコライスは、トルコライス発祥の店という話を聞く「ビストロ・ボルドー」です。

浜の町のアーケード街(鉄橋口)から真っ直ぐに歩き、アーケードの終わり付近から左の裏路地へ。その途中にある小さな階段が見える入口。ここの2階が「ボルドー」です。
店内は狭く、10人も入れば満員状態になってしまうほどの小さなお店ですが、イタリアンレストラン調の雰囲気が”ちょっと贅沢な夕食”を感じさせてくれます。

さて、この店が「トルコライス発祥の店」として語られているのは、店主の父親にルーツがあるようです。

その父親が神戸にある将校クラブに勤めていた時の事、冷やご飯を「ヤキメシ」にして出す時に”外国人向け”と言う事を考え、『ピラフ』の様にしたいと思いつきました。
そこで、ワインとサフランを使ったり、ターメリックを使ったりと試行錯誤の結果、カレーパウダーを使うことに行き着いた…との事。
さらに「おかずも欲しい」という声に答え、カツとスパゲティを加えてトルコライスの原型が仕上がった…らしいのです。

その後、長崎にいるレストランを経営する友人にそのレシピを教え、そこから現在のトルコライスになった。という説が伝えられています。

そんな発祥の店として言われているトルコライスですが、この店では「トルコライス」とは言いません。店主が言うには「ピラフに似せたライスなのだから、『トルコ風ライス』だ。」との事。
では、その「トルコ風ライス」をオーダーしてみました。


ボルドーイメージ001
トルコ風ライス(1,050円)



ボルドーイメージ002
カレーパウダーを使ったライス。薄味です。


ボルドーイメージ003
カツはジューシー&ほのかなレア状態。


ドライカレー・カツ・スパゲティという、オーソドックスなスタイル。
カレーパウダーで味付けされたライスは、それ単体では薄味で物足りない味です。しかし、カツとソースの両方を合わさった時、絶妙な旨みが広がります。これには「さすが」の声しか出ません。

カツは、肉にほのかな赤みが残る状態。
とても柔らかく、またジューシー。衣のサクサク感も「ツル茶ん」ほどではないですが、ちょうどよい食感ですね。

端休めには「福神漬」も添えてあり、和食っぽい香りも漂います。
トルコライスは「完全な洋食」ではなく「長崎独自の料理」なんだなぁ…という事を再確認した1食でした。



■店舗情報■
店名:ビストロ・ボルドー
住所:長崎市万屋町5-22-2F(地図
営業時間:午前11:30〜午後3:00、午後6:00〜9:00
店休日:水曜日
| 【長崎市内(浜の町近辺)】 | comments(0) | trackbacks(3) |
行く!撮る!食べる!実食系トルコライス専門ブログ。
それが「トルコライス マニアックス」。

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■KBC九州朝日放送「夢見カフェ(6月20日放送)にトルコライスの達人として出演しました。(2008年6月20日)

■PS3ソフト「まいにちいっしょ」内の情報番組『トロステーション』に、長崎特集「トルコライス」の画像を提供しました。(2008年5月26日)

■朝日放送系「にっぽん菜発見」に「トルコライス案内役」として出演しました。(2008年2月24日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『甘い飲み会』に出演しました。(2008年1月25日)

■RKB毎日放送内「今日感テレビ」でも放送されました。(2007年2月1日)

■NBC(長崎放送)報道センターNBC内の特集に出演いたしました。(2007年1月30日)

■長崎新聞(2007年1月20日付)の『ナガサキフリースタイル』コーナーで紹介してもらいました。(2007年1月20日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『男パフェ3(2006年10月21日)』に出演しました。

■KRY(山口放送)でも『ニュースリアルタイム内特集』が放送されました。(2006年7月8日)

■日本テレビ系列「NIB」の『ニュースリアルタイム』(BS日テレでも全国枠で放送)に出演しました。(2006年6月29日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『男パフェ(2006年2月11日)』に出演しました。

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『トルコライスのすべて(2006年1月14日)』に出演しました。

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