【レストラン金子】トルコライス(1,000円)

【2009年1月】 このお店は残念ながら、惜しまれつつ閉店されました。



自動車税は速攻で完納。神崎です。
私の車は2リッタークラスなので、39,500円。平均的なトルコライスに換算すると、約40皿が食べれる金額です。
まあ、それはともかく。

今日のトルコも「長崎ガイド」のT・斉藤さんを引き連れての同行取材となりました。
目標の店は、観光客に人気と言われている「レストラン金子」。長崎の繁華街「浜の町」から徒歩2分ほどの所にある店で、酒屋さんの2階にあります。
店内は狭く、10人も入れば満員になるほど。しかしながら、壁には観光客(修学旅行生)が書いた色紙が一面に飾られています。そのほとんどは、トルコライスを絶賛する内容になってました。


観光客に人気…という店は、正直言って期待できない店が多いのですが、この店はどうも違うみたいです。一抹の不安を持ちつつも、トルコライスをオーダー。



レストラン金子のトルコライス(1,000円・コーヒー付)




ヤキメシ・スタイル。期待できそうだ。




しっかりとした味付けのヤキメシ。旨い!




カツは薄め&細切り風。古風なトルコライススタイルです。



正直言って、観光客に人気…とあって期待していなかったのですが、これが以外な程に旨い!

昔のトルコライス・スタイルと言われている「ヤキメシ・スタイル」。
※昭和時代のトルコライスは、「ヤキメシ」に「薄めのカツ」がスタンダードだったらしいです。
しっかりとした味付けのヤキメシで、これだけ食べても満足できる逸品。
カツも昔通りの「薄め」で細めに切ってあり、サクサクとした衣の食感と肉に柔らかさも程よく良い状態。
スパゲティはもちろん基本のナポリタン。作り置きで無い事が嬉しいポイントなのですが、他の店との違いが、このスパゲティにでも出てますね。

写真を見るとわかると思いますが、ちょっと太めのスパゲティなんです。
そのせいか、『モチモチッ』とした食感があるスパゲティで、私的には大好きな感覚のナポリタンに仕上がっているのです。
(人によっては嫌いな方もいるでしょうね。もちもちスパ。)




この旨さは、予想以上のモノだ。
一言で言い切ってしまえば、「アツアツ・ホクホク」という文字がピッタリと合うトルコライスだろう。
なんというか、アストリアの波長に似た雰囲気が漂うトルコライスなのだ。


レストラン・金子。
私の期待を良い意味で裏切ってくれた名店に、感謝!



P.S. 私も色紙書いてきました。










■店舗情報■
店名:レストラン金子
住所:長崎市油屋町1-21黒岩ビル2F(地図
営業時間:11:00〜21:00
店休日:無し
| 【長崎市内(浜の町近辺)】 | comments(8) | trackbacks(2) |

【グリーンバンブー】バンブー特製トルコ(風)ライス

【グリーンバンブーは、時津町に移転しました。↓新記事】

1日1食はトルコライス!(嘘
”日本で一番トルコライスを食べた男を目指す”神崎です。

今日のトルコは、ソーシャルネットワーク「MIXI」のトルコライス部から発生した「それ行け!トルコライス探検隊」メンバーでの実食会となりました。


新規に隊員を2名増やし、栄えある第2回目の実食会の舞台となったのは、長崎南部にある銘店「グリーンバンブー」。シュールな外観と出される料理のギャップが激しい店です。

前回は、この店でステーキトルコを実食し、その味の素晴らしさに恐れおののいた記憶がありますが、この店にはまったくオリジナルのトルコライスが存在するのです。
それは、「バンブー特製トルコライス」というメニュー。
すでにこの料理を食べた事がある人のコメントによると、外観は「トルコライス」では無く、全然違う料理になるらしいのですが、その旨さに絶対に驚くという。

昼時に行けば絶対に満員で入れない店だと認識していたので、今回は開店直後の午前11:30に合わせて突入。さすがに、この時間帯ならお客は誰もおらず、隊員の5名全員が席に着くことが出来ました。

隊員のほとんどがステーキトルコをオーダーしているのを横目に、自分も食べたい衝動を抑えつつ「バンブー特製トルコライス」をオーダー。
#隊員のライトさんは、私と同じモノをチョイスしてました。(さすがチャレンジャー)


そして、出てきたものがコレ↓




バンブー特製トルコライス(1,050円)




カレーソースベース。激旨!



噂通り、見た目は全然トルコライスの形をしておらず、またごった煮をご飯にかけたような外観に「ひいて」しまう方も多くいるかと思います。

しかし!
このトルコライスが、また信じられない程、激ウマ!!



玉ねぎ、ピーマン、にんじん、薄切り肉、エビをカレーソースで炒め、サワークリームで仕上げたモノなのですが、その味のバランスというか、まさに絶品なのです。


で、なぜこれが「トルコライス」と言うのかをシェフに聞いてみた所、これは「トルコ風ライス」であるとの事。トルコ料理というのは、ヨーグルトで仕上げたモノが多く、羊肉を使ったこんな料理があるらしい。
そこで、「トルコライス」ではなく「トルコ風ライス」となった訳である。


カツも無く、スパゲティも無い料理。
しかし、その旨さはまさに脱帽の領域にある逸品でした。

グリーンバンブー、恐るべし。



←ずらりと並んだ隊員のトルコライス。
みんなもステーキトルコに舌鼓を打っていました。

↓パンが1切れあれば、ソースを全部平らげるのに…





■店舗情報■
店名:グリーンバンブー
住所:長崎市深堀町1丁目161-15(地図
営業時間:11:30〜14:30 17:00〜20:30
店休日:月曜日・第三火曜日・お盆・正月休み

| 【長崎市内(南長崎近辺)】 | comments(4) | trackbacks(0) |

【西友道ノ尾店内・ブロードウェイ】トルコライス(880円)

”トルコを食べたら15分間の踏み台運動を欠かさない”神崎です。
天気も良い土曜日の昼下がり。こんなまどろみの時間には、やはりトルコしかないでしょう。
と、いうわけで今回やってきたのは、自宅から徒歩でも行ける距離にある『西友道ノ尾店』。この一帯にあるマンション住民の買い物メッカとして有名な所です。

そんな地元民密着の西友の2階にあるのが「レストラン・ブロードウェイ」。
土曜日のお買い物をしたついでにお昼もココで食べちゃいましょう。といった感じ120%の家族連れで賑わっている店内へ、トルコを求めて行ってみました。


この店のトルコライスは、3種類の物が用意されていました。「ロースカツ・スタイル」、「ハンバーグ・スタイル」に、「チキン・スタイル」。(価格はすべて同じ880円)
その中でも、やはり一番スタンダードなトルコライスという事で、「ロースカツ」スタイルのトルコをオーダーしたのですが…
その直後にお冷と共に持って来られたのがコレ→

………これ、カレーライス用のじゃないのか?


お冷を飲みながら、この「薬味セット」とにらめっこをすること数分。
私のトルコライスがやってきました。



レストラン・ブロードウェイのトルコライス・ロースカツ(880円)



スタンダードな「ドライカレー・スタイル」。



カツは薄め。ドミグラスソースがかかる。



なんだか、お好み焼きっぽく見えてしまった。



スタンダードなドライカレー・スタイルのトルコ。
ボルドーっぽい薄味になっていますね。
続いてカツを食べてみるが、どうも硬い。
しっかりとした歯ごたえのカツですが、ドライカレーと合わせて食べてみても、なんの変化も無い。
極々普通の薄味ドライカレーと硬いロースカツ。カツの上にかかっているドミグラスソースは、失敗してしまったのか、ほんのわずか『焦げ臭い』。

「んむむむむ〜」と思いながら、ふと薄い色をしたナポリタンを食べてみた所、衝撃の”あの味”が口の中に広まってきたのです。



コレ、お子様ランチの味だ…


そう。
ケチャップをケチったかの様に作られた、油だらけのスパゲティに、ちょっと焦げ臭いドミグラスソースが合わさった瞬間、あの懐かしい安物のお子様ランチの味が、私の記憶データベースの中から出てきたのです。

薄いドライカレー、硬くて薄いカツ。焦げ臭いドミグラスソース。そして、このいかにも感たっぷりのナポリタン。

おそらく、意図して作られたものでは無いと思いますが、この味は紛れも無い「子供の頃にデパート食堂で食べたお子様ランチの味」そのもの。
偶然が重なり合って出来た物とは言え、思いがけない記憶を取り戻したトルコとなりました。






あ、あと「ラッキョウ」はトルコライスには合いません…(汗






■店舗情報■
店名:レストラン・ブロードウェイ(西友道ノ尾店2階)
住所:長崎県長崎市葉山1-6-10(地図
営業時間:午前10:30〜午後10:00まで
店休日:西友道ノ尾店の休日による


■2007年9月15日 追記
読者の方より、閉店したとの連絡がありました。

| 【長崎市内(北部/琴海町近辺)】 | comments(2) | trackbacks(1) |

【ニッキーアースティン】トルコライス301番(860円)

夜の長崎市中心街。
浜の町アーケードを少し離れた一角にひっそりと営業している、女性客に人気が高い(らしい)『ニッキーアースティン』にやってきました。

もともとは、長崎初のサラダショップだったというこの店、女性客が望む料理を作っているうちに、今出しているメニューになった…という事です。

そんな女性たちに支持されている店のメニューに載っているトルコライスは、約45種類。コロッケや煮込みハンバーグなどのオプションを自由に選べる、豊富な種類のトルコを楽しむ事が出来る店でもあります。


ここで食べられるトルコは、基本的に3つの味がベースとなります。
まず、メニューに記載されている番号別に300〜600番のナンバーを持つ「カレーライス」ベースのトルコライス。
700番台を持つ「ドライカレー」ベースのトルコライス。
そして、「醤油ピラフ」ベースの800番台。

今回は、もっともスタンダードと思われる700番台の「ドライカレー」ベースのトルコライスをオーダーしてみました。





ニッキーアースティンのトルコライス(301番)



カツはチキンカツで、ドミグラスソースがかかる。



まだらになってるドライカレー…



カツはチキン。ごく普通。


ニッキーアースティンのトルコライスでした。




■店舗情報■
店名:ニッキーアースティン
住所:長崎市浜町2-20(地図
営業時間:午前11:00〜午後9:20まで
店休日:なし
| 【長崎市内(浜の町近辺)】 | comments(24) | trackbacks(5) |

【child box】デラックストルコライス(1,100円)

今日のトルコは、長崎の機関産業と言える「三菱重工」の関連企業が多くある旭大橋近辺にあるレストラン「child box(チャイルドボックス)」へやってきました。

この店の特徴は、何と言っても「ワンコが同伴で入店可能」という事。
ペット愛好家の間では、愛犬と共に食事ができる店として、広く知られている店でもあります。

ワンコ関連グッズであふれる店内へ、今回は『ソーシャルネットワークMIXI』で出会った方たちと、3人で実食する事となりました。
数分間の秘密会議を行った後、三人別々の種類のトルコライスをオーダーする事に大決定。




私がオーダーした「デラックストルコライス(1,100円)」


同行した『のん』さんがオーダーの「トルコライス・レディースサイズ(750円)」


同じく『ライト』さんオーダーの「オムトルコライス(1,000円)」


珍しい「ヤキメシ・スタイル」。


ちょっと甘めのカレーソース。カツは薄めで。


デラックスにはハンバーグも付属。ジューシーで旨い!



デラックストルコは、カツにハンバーグ、目玉焼き(半熟)とサラダ・ポテトサラダという具沢山の盛り合わせ。
量も多く、ガッツリ食べたい方にはオススメのチョイスでしょう。

しかし、特筆すべきは、あまり遭遇する機会がない「ヤキメシ・スタイル」だという事。
一般的に洋風な味付けが多いトルコライスですが、この店のトルコライスは
珍しい「和風」っぽい味付けにまとまっていますね。
#皿も和皿調のモノが使われていますし…


カレーソースも、「カレーカレー」した味ではなく、ぼんやりとカレーの風味が感じ取れる程度。

同行したライトさんの判別によると、どうやらの根底には「かつおだし」が使われているようです。
ライトさん曰く、「オムトルコ」は「カツ丼」を感じさせる程。

トルコライスは「洋食」ではなく、和洋折衷の「長崎発祥料理」の一つとしてあるものだと、深く再確認できた一皿でした。

チャイルドボックスのトルコライス。
侮りがたし。



■店舗情報■
店名:child box
住所:長崎市旭町14-15 福田ビル1F(地図
営業時間:午前9:00〜午後3:30/午後5:30〜午後8:30まで
店休日:不定休
オフィシャルサイト:http://www.geocities.jp/x_4nagasaki/childbox.html
| 【長崎市内(西部/稲佐近辺)】 | comments(6) | trackbacks(1) |

【コーヒーラウンジ Y&A】トルコライス(900円)in大阪府

長崎県以外にも「トルコライス」という料理は存在するのか?
神戸が発祥などと言われているトルコライスですが、私は実際にその現場を見たことがないのです。しかしながら、今回その機会を得ました。

仕事で大阪へ出張する事になったのです。
そう。
今回のトルコは、発祥の地「長崎」を離れ、県外トルコライスの実態に迫るレポートとなりました。

仕事を終えた深夜、疲れた体を引きずりながら愛用の一眼レフを抱えて大阪は心斎橋の街を回っていた所、衝撃のメニューを発見しました。

地下鉄四ツ橋駅入り口。
古びた佇まいの喫茶店「コーヒーラウンジ Y&A」の店頭で、「トルコライス」の文字を見つけ、さっそく店内へ侵入してみました。





コーヒーラウンジY&Aのトルコライス(900円)



ハヤシライス(ハッシュドビーフ?)仕立て。



中に卵でとじたトンカツが入ってます。


皿の上には、普通のライス。
その上に、卵でとじたトンカツが乗り、上からハヤシライスソース(ハッシュド・ビーフ?)がかかっています。

ドライカレーでもピラフでも無い。
もちろんカレーの風味はどこにもなく、かつナポリタンも付いてない。

これが、本当にトルコライスなのか?
しかし…

これはこれで、実に旨いのだ!
ソースの中に沈んでいるにもかかわらず、カツはサクサク感を持っており、
かつジューシー・ホクホクな肉質が素晴らしい。

ソースもコクがあり、トロトロに煮込まれた牛肉とマッシュルームが絶妙のハーモニーをかもし出している。

ボリュームもあり、これは新しい境地を発見させられる体感であった。



■このトルコライスの歴史について■

サラダまでしっかりと完食した後で話を聞いてみると、実はこの料理、以前ホテルプラザ(現在は閉店している)で料理長をしていた沖縄出身の方が、この店に一時的に雇われていた時に作った物らしい。

※もちろん、店長さんは「トルコライス」という料理は「長崎が発祥」という事を知っていた。

だが、せっかく大阪だから…という事で、この店オリジナルの料理としてアレンジして出しているという。


大阪トルコライス。
トルコライスの名前を持ってはいるが、その姿は似ても似つかない料理。
しかしながら、その味わいは捨てがたいレベルの物であった。


P.S.
長崎のトルコライスのレシピも、しっかりと伝授してきました。


■店舗情報■
店名:コーヒーラウンジ Y&A
住所:大阪府大阪市西区北堀江1-2-22(地図
営業時間:午前6:30〜午後9:00まで
店休日:不明

■□追加情報□■
2007年7月2日に「daiさん」から寄せられた情報によりますと、店舗は無くなり更地になっている様子。残念です…(涙


| 【長崎県外】 | comments(14) | trackbacks(0) |
行く!撮る!食べる!実食系トルコライス専門ブログ。
それが「トルコライス マニアックス」。

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■KBC九州朝日放送「夢見カフェ(6月20日放送)にトルコライスの達人として出演しました。(2008年6月20日)

■PS3ソフト「まいにちいっしょ」内の情報番組『トロステーション』に、長崎特集「トルコライス」の画像を提供しました。(2008年5月26日)

■朝日放送系「にっぽん菜発見」に「トルコライス案内役」として出演しました。(2008年2月24日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『甘い飲み会』に出演しました。(2008年1月25日)

■RKB毎日放送内「今日感テレビ」でも放送されました。(2007年2月1日)

■NBC(長崎放送)報道センターNBC内の特集に出演いたしました。(2007年1月30日)

■長崎新聞(2007年1月20日付)の『ナガサキフリースタイル』コーナーで紹介してもらいました。(2007年1月20日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『男パフェ3(2006年10月21日)』に出演しました。

■KRY(山口放送)でも『ニュースリアルタイム内特集』が放送されました。(2006年7月8日)

■日本テレビ系列「NIB」の『ニュースリアルタイム』(BS日テレでも全国枠で放送)に出演しました。(2006年6月29日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『男パフェ(2006年2月11日)』に出演しました。

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『トルコライスのすべて(2006年1月14日)』に出演しました。

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