【喫茶ハウス多喜】トルコライス(650円)
2006.11.28 Tuesday
世間では「ボジョレー・ヌーボー」なるワインが出てまわる季節になりましたが、私がよく買って飲んでいるのは「1,000円以下の安ワイン」。
高いワインより、こちらの方がずっと旨いと感じてしまいますね。
まあ、それはどうでも良い事として。
ちょっと多忙な日が続いていたので、久方ぶりの更新となった今回のトルコライスは、前に食べたお店のトルコライス。
あいにくの雨模様の日に行ってきたのは、再び長崎市中心部。浜の町アーケードを抜けて「アルコア中通り」方面へ進む事数分、「喫茶ハウス 多喜」へ行ってきました。
屋根がある浜の町アーケード街から、このアルコア中通りに入ると「アーケードの屋根」が無い地帯に入る為、雨が降っているとなかなか行く機会が無い場所になるのですが、近くには岩永梅寿軒や、情緒豊かな古めかしい店舗のまんじゅうやさんなどがあり、下町の雰囲気を感じれる散歩にはいい場所だったりもします。(近くにはめがね橋もありますし)
そんなアルコア中通りの中に、ひっそりと営業している「喫茶ハウス 多喜」。店内に入ってみると、スペースをゆったりと使ったインテリアで、テーブル席2席とカウンターのみ。こじんまりとした、小さな町の喫茶店という感じですね。
メニューを確認してみると、「スペシャルトルコライス」や「和風トルコライス」という言葉も発見したのですが、ここでは基本的なトルコライスをチョイス。オーダーしてみました。
喫茶ハウス 多喜のトルコライス(650円)
基本的なトルコライスに忠実な薄目なカツ。トンカツソースがかかる。
人参とコーン、ベーコンの細切れを入れたチャーハン・スタイル。
昔ながらのケチャップ感あふれるスタイルのナポリタン。隠し味の風味がいいですね。
トンカツにチャーハン、ナポリタンとサラダが同皿に付く、まさしく基本的なトルコライス。
コーンと人参、ベーコンの細切れを具材として使ったチャーハンは、バターをたっぷりと使った香り高いスタイル。
トンカツは、トルコライスの基本とも言える「うす目のカツ」で、上にはトンカツソースがかけられていますね。オーダーを受けてから揚げられているみたいで、サクサク度も上々。
玉ねぎとピーマンを入れたナポリタンは、隠し味にワインを使っているような風味。ケチャップ感あふれる「べたべたっ」とした昔ながらの仕上がりで、これは良いですね。
パーツといい、味付けといい、昔ながらの基本的なトルコライス。
小さな町の喫茶店で食べる、地元民に密着した一皿でした。
なのですが…
残念なことに、この「喫茶ハウス 多喜」は2006年11月25日をもって閉店となってしまいました。
しかしながら、2007年の3月には店主の友人がお店を開く予定であり、そこでもトルコライスが出る予定との事。
再び開店される日を、待ち望んでおりましょう。
■店舗情報■
店名:喫茶ハウス 多喜
住所:長崎市諏訪町8-7(地図)
営業時間:午前11:00〜午後6:00
店休日:日・祝日
※喫茶ハウス 多喜は、2006年11月25日をもって閉店いたします。
2007年3月ごろに、現在の店主の友人が同じ喫茶店を開業する予定みたいです。