【レストラン ダルマヤ】トルコライス(850円)
2006.12.30 Saturday
年末年始の時期ともなって、本格的な冬の季節がやってきましたが、冷え性な私にとって、この季節が一番辛い時期でもあります…
特につらいのが「手足の冷え」。
唯一の対抗手段として、某大手安売り服屋さんで3足980円で購入してきた靴下を2枚重ねて履いていたりします。
まあ、冷え性はどうでも良い事として。
唯一の長期オフに入った年末年始。
一気に食べれるお店に行こうとやってきたのは、長崎市の「巣鴨」と言われている「新大工商店街」。
かつては名店と誉れ高い声があった「アストリア新大工店」も存在した地域ですが、この一角にひっそりと存在する「レストラン ダルマヤ」にもトルコライスがあるという情報を受け、さっそく行ってきました。
気をつけないと見過ごしてしまう小さな入り口から2階に上がると、そこは正統的な喫茶店を広くしたようなインテリアの店内。テーブルは10席程度の、ちょっとゆったりした感じですね。
窓際の席に座ると、眼下に新大工商店街の行き交う人々が一望できるポイントで、BGMに流れているクラシックもいい感じです。
メニューを見てみると、各種定食メニューに加えてパフェなども用意されているみたいですね。そんな中でも大きく掲載されているトルコライスもしっかりと確認。
「ハンバーグ」と「カツ」のどちらかを選択できるようになっているみたいですが、ここは基本的なトンカツ・スタイルの方をチョイス。
さっそくオーダーしてみました。
レストラン ダルマヤのトルコライス(850円)
ピラフっぽいライス。油は抑え目のサッパリ系がいいですね。
基本的な薄目のカツ。スタンダード的なドミソースもかかります。
玉ねぎとベーコンを入れたナポリタン。余計な力が抜けた感じのナチュラル仕上げ。
トンカツにナポリタン、そしてピラフっぽい仕上がりのライスにサラダが別皿につくタイプのトルコライス。基本的なスペックを満たしている感じですね。
ピーマンにベーコン、卵を具材として入れたピラフは、油っこさを抑えたサッパリ系の仕上がり。味付けは塩・コショウのみというシンプルな感じです。
トンカツは、トルコライスの基本をしっかりと抑えた薄目のスタイル。
もちろんサクサク度も上々で、ドミソースもしっかりとかかっています。
ベーコンと生っぽい食感を残した玉ねぎを入れたナポリタンは、昔ながらのベタベタっとした仕上がりでも、現代のサッパリ系の仕上がりでもない、極々ノーマルな感じの仕上がり。
話を聞いてみると、30年以上も昔からこの地でレストランを営業されていて、トルコライスも当時から変わらず作っているみたいです。
「トルコライスを食べるぞっ!!」という気合とは無縁の、ごく普通に地元の人々に食べ続けられている郷土食としてのトルコライス。
そんな事を感じてしまう一皿でした。
■店舗情報■
店名:レストラン ダルマヤ
住所:長崎県長崎市新大工町2-21 2階(地図)
営業時間:午前11:00〜午後8:00
店休日:水曜日