【矢太楼 南館内 レストラン タロー】トルコライス(900円)
2008.05.26 Monday
神崎です。
私が子供の頃には、「ケーキのようなアイスクリーム」というCMで有名だった”超”高級アイスでしたが、意外なほどに近場で発見。
子供の頃と違って、このくらいの買い物で財布には痛くない身分になりましたが、ウエスト回りには痛い身分になりましたね…(汗
まあ、とりあえずはアイスクリームは身に付きにくいという神話を信じる事にしておいて。
今回のトルコライスは、長崎市の繁華街「浜の町」より茂木方面へ走る事数十分。到着したのは、坂本竜馬の像もあるポイント「風頭町」。
一時期「手軽にスリルを味わえるバスがある所」としてテレビにも出てきた地域でもありますね。
そんな長崎らしい坂道を登りきった所にあるのが、長崎で長い歴史を誇る旅館の一つ「矢太楼」。この中にあるレストランでもトルコライスがあるという情報を得て、行ってきたのです。
この矢太楼には「本館」と「南館」が存在するのですが、レストランがあるのは南館の方。どことなく70年代の空気を感じさせるインテリアの通路を通って2階にあるレストラン タローへ。
店内に入ってみると、やはりホテルのレストランという事で、かなり広いスペースになってますね。
隣には「ステーキ専門」のスペースもあるみたいで、数十人は余裕で入れそうな感じです。
レストラン タローからの眺め。ちょっと霧がかかってるのが残念…
店内のメニューを確認してみると、洋食のコース料理や和風の御膳がメインになっているみたいですが、その中に「角煮オムレツ」や「皿うどんオムレツ」と言った小粋なメニューも。
ちょっと気になってしまいましたが、ここはトルコライスの文字を確認しつつ、さっそくオーダーしてみました。
矢太楼内レストラン タローのトルコライス(900円)
塩・コショウのみで味付けしたチャーハン・スタイル。ごま油の風味がいいですね。
基本通りに薄目のカツは、チキンカツで再現。カレーソースをかけられてます。
細めのパスタを使ったナポリタン。ケチャップ感は抑えたこってり味ですね。
ホタテの貝殻を模したようなお皿に乗ってきたトルコライスは、チャーハンにカレーソースをかけられたカツ、ナポリタンとサラダが同皿に乗ったスタイルのトルコライス。
ベーコンとネギのみを具材として使ったシンプルなチャーハンは、ごま油をたっぷりと使って炒め上げられた、こってり味仕上げ。
味付けは塩・コショウのみで、仕上げに少し入れられている醤油の風味がいいですね。
基本通りに薄目なカツは、ヘルシーなチキンカツを使ったもの。その上にはカレーソースがたっぷりとかけられています。
細めのパスタを使ったナポリタンは、ピーマンと玉ねぎ、ハムを具材として使ったスタイル。お皿の1/3を占める、かなりのボリュームですね。
私の中で「矢太楼」と言えば、修学旅行生が多く泊まっているホテルというイメージ。
そんなイメージにピッタリ合う味付けのトルコライスは、やはりそんな背景があるからと想像してしまう、そんな一皿でした。
■店舗情報■
店名:矢太楼 南館内 レストラン タロー
住所:長崎県長崎市風頭町2-1(地図)
営業時間:午前11:30〜午後2:00/午後5:30〜午後10:00
店休日:水曜日
参考リンク:矢太楼公式サイト