【ヤスダオーシャンホテル内レストラン リウム】トルコライス(680円)

新しい腕時計を買おうか思案中。神崎です。

ついに先日テレビ公開された「MIB3」ですが、劇中で出てきたアメリカの鉄道時計の王道「ハミルトン」の腕時計に注目していたりします。
前々からハミルトンの自動巻きが欲しかったのですが、代表的なモデル「ベンチュラ」の自動巻きモデルもあるとの事で、しばらく迷う日々が続きそうです…

まあ、それはそれで例によって将来の自分に支払いをおまかせする事としておいて(ぉ


今回のトルコライスは、長崎市内中心部より車で30分程度。
急速に郊外型店舗が増え続けている「西彼杵郡時津町」へ行ってきました。

この近辺には、お買い物客で混雑する「Mr.MAX」や、最近では「スシロー」「GC」などが開店し、土日は酷い渋滞になってしまう大人気ポイントですが、この時津町にある、もう一つの「重要な施設」を忘れてはいけません。

それは「長崎空港」へ定期船が出ている「時津港」。
ビジネスマンはもちろん、この北部地域から長崎空港に向かう方々にとっては、大幅な時間短縮が出来る便利な交通手段なのです。

その定期船の受付を行っている施設が入っている「ヤスダオーシャンホテル」。
この1階にあるレストランでもトルコライスを提供しているという情報を得て行ってきたのです。


ホテルの1階にある船のチケットを購入するカウンターの、ちょうど反対側にあるスペースが今回の目的地「レストラン リウム」。
ホテルの1階にある事から、多くの利用者がいるようで30〜40人は余裕で入れそうな広々とした空間が広がっています。
カウンターで注文するセルフサービス方式で、料理も自分で取りに行くタイプみたいです。

カウンター内に設置しているメニューの中から「トルコライス」の文字を発見し、さっそくオーダー。ホットコーヒーも付属してみました。(+70円で付属できます)




ヤスダオーシャンホテル1階レストラン「リウム」のトルコライス(720円)





人参、ピーマン、玉ねぎとマッシュルームを具材にした「ドライカレー・スタイル」。




薄目のカツはサクサク度を際立たせたクリスピーな食感。




基本通りの「具無しナポリタン」。ケチャップ感を抑えた仕上がりです。



オーダー後、数分で完成したトルコライスは、トンカツにドライカレー、ナポリタンと別皿にサラダ、スープが付属するタイプ。

マーガリンをたっぷりと使って炒められたドライカレーは、人参にピーマン、玉ねぎとマッシュルームを具材に使用したスタイル。辛さは抑えてありますが、コッテリとした風味が特徴ですね。

ボリュームたっぷりに盛り付けられたナポリタンは、基本通り「具無し」のスタイル。
ケチャップ感を抑えており、お皿の半分を占めるほどの量で満腹になれます。

サクサク感を十二分に出してきたカツは、薄目に切られたカツ。
ドミソースもしっかりとかかっていて、クリスピーな歯ごたえを楽しめます。


長崎空港へ旅立つ最後の出発点「ヤスダオーシャンホテル」。
長崎から帰る観光客やビジネスマンが「あ、トルコライスを食べ忘れた!」と思っても、ここで食べられるポイントとして、強い味方になってくれる一店でした。
※長崎空港のレストランでもトルコライスは食べられますけどね(ニヤリ





■店舗情報■
店名:ヤスダオーシャンホテル1階 レストラン リウム
住所:長崎県西彼杵郡時津町浦郷542
営業時間:午前11:00〜午後10:00(OS:21:40)
(ディナータイムは850円になります)
店休日:不定休
参考リンク:ヤスダオーシャンホテル リウム


 

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【番外編】小値賀島ツアー「喫茶おーがにっく」のトルコライス(と見せかけた別記事)

【ご注意】今回の記事も非常に長くなっております。
お時間がゆっくりある時にご覧頂けましたら幸いです。



「カステラマニアックス」という言葉が天から降ってきましたが、光の速度で忘れるようにした。神崎です。

時々、こんな風に「謎のキーワード」が舞い降りてくる事がありますが、そのうち半分は実現が非常に厳しいワードだったりする為、できるだけ忘れるようにしています(滝汗
※本当にしませんからね(ぉ



というわけで、今回のトルコライスは、長崎市内より遠く離れて県北の地「佐世保市」へ。
この佐世保市より、さらに船に乗って移動する事1時間、小値賀島へ行ってきました。


この長崎を遠く離れた島に「トルコライス」が存在するという情報を得て、行ってきたのです…が、実は今回の取材は「トルコライス」が目的という事とは別に、もう一つの目的がありました。

それは全国的に有名な面白記事が読めるサイト「デイリーポータルZ」で長崎在住ライターをされている友人の「T・斉藤氏」の取材に同行させていただくということ。

こちらのT・斉藤氏の記事を事前に読んでおくと、さらに背景が読みやすくなるかと思います。

デイリーポータルZ無人島にある日本版ストーンヘンジ「王位石」の謎






長崎から佐世保へ行き、そこからさらに小値賀島へ。早朝に出発しないと間に合いません。




島散策という事で、本気モードのバッグ2つ持ちで望むT・斉藤氏。





今回のツアーに招聘して頂きました「おじかアイランドツーリズム」代表の高砂さん。
なんと長崎県外の出身ながら、小値賀島に魅せられて移住されてきた方なのです。




昭和レトロの雰囲気が現代に活きる町「小値賀町」の商店街へ。
トルコライスを提供しているお店は、この商店街の中にあります。








長崎市内を遠く離れて、小値賀島へ。
この小値賀島で「長崎名物:トルコライス」を提供しているというお店が、ここ「喫茶おーがにっく」さん。

小値賀島の商店街の中にあるお店で、トルコライス以外にも「いのしし汁」などの小値賀島の名物料理を提供しているお店みたいです。
期待に弾む胸を押さえつつ、さっそく「喫茶おーがにっく」さんの店内へ。



…が、取材日(月曜日)は「定休日」でした(滝涙
滞在日はこの日だけだったので、涙を飲んで次回のタイミングにかけてみる事にいたします。仕方がないので、そのまま小値賀町の待ち歩き散策を兼ねつつ、別のランチが楽しめるお店へ。










こんな昔の雰囲気が今だに残っている町なのです。これは素晴らしい!




地元民からオススメと言われた「御食事処ふるさと」さん。
今日のランチはここで食べる事にいたしました。





「御食事処ふるさと」のスペシャルランチ(1,000円)




自家製のアジの干物。臭みなどはまったく無く、この塩加減が絶妙で美味!




ブリの刺身が付属。断面の切っつけが語る新鮮度合い。まさにピチピチです。




あらかぶの味噌汁も付属。これで1,000円は安いですよ!




ランチ後は、おぢかアイランドツーリズム理事長の尼崎さんが、小値賀島の隠れたスポットを案内してくれました。※小値賀町歩きツアーとして、後日に正式採用するツアーだそうです。




古い伝承が残る神社などを散策。詳しくはデイリーポータルZのT・斉藤さんの記事にて。




本日の宿は、古民家を改装した特別仕様の家にて。なんと1軒丸ごと貸切のパッケージ。





船頭さんの家だったという古民家を改装した宿。2階がリビングですが、このセレブ感はいったい…(汗
男性2人コンビで泊まるのは勿体無いほどです。




1階は寝室やお風呂とトイレが。古民家と言っても、そこはしっかりと現代風にアレンジ。




給湯機能などもバッチリ、最先端の装備が整うお風呂。
こんな綺麗な装備だと、女性向けにもいいかも…と思っていたら、やはり東京などの首都圏から女子大生5人組みなどで泊まりに来ているとの事。




リビングがある2階へは、昔ながらの階段で。細かい所に昔の雰囲気を残しつつも、快適に過ごせるように調和が整ってます。




左の奥にあるのが台所。電気調理器具も完備されていて、自炊もバッチリ。




まるでテレビドラマの撮影にも使えそうなリビング。
こんなスペースで珈琲を飲みながら、ゆっくりと雑誌などを読んで暮らしたい…





宿にチェックインした後は、ホームステイの受け入れをされている濱元さんのお宅で民泊体験。今回は夕食を一緒に作って食べるという体験ツアーです。




お世話になった濱元さんの奥さん。小値賀島で農業を営みながら、全国各地から民泊体験の観光客を受け入れている方です。




夕食に飲むアルコール類は自前で準備。小値賀島の地元料理が並んでいきます。





時間も短かったので、下拵えをして頂いていた、白身魚のフライ。小値賀で水揚げされた地モノの魚を使ってます。



料理名は失念。ものすごく美味しかったのですが、メモしておけばよかった…




もやしとトサカ(海草の一種)を、豆腐とゴマ(自家製)、醤油と砂糖などで合えたもの。
これもかなり美味でした。




民泊体験ツアーでは、夕食を一緒に作るのが醍醐味。揚げ物をするT・斉藤氏。




お世話になった濱元さんご一家、おぢかアイランドツーリズムの方と一緒に。
民泊を始める前からも、ご主人は困っている方を家に泊まらせ、ご飯を食べさせていたりしたそうな。(なんて良い人なんだ…




古民家に帰ってきてからは、しばしのチェスタイム。
セレブ気分を十二分に味わいました。




翌朝の朝ごはんは自炊にて。港のスーパーで買った卵が絶大な威力を発してきました。
やはり旅するときには「卵」は必需品ですよ。




本日は小値賀島よりさらに隣の無人島「野崎島」へ。




住民は離島してしまい、管理人の前田さんのみが住んでいるという野崎島。こんな風景が島に着いたとたんに目に入ってきます。写真を撮るには素晴らしい環境!




宿泊は学校だった所を改築した「野崎島自然学塾村」にて。




デイリーポータルZに掲載する記事の取材で「王位石」へ出発。徒歩で3時間ほどの行程です。(BGM:ドラゴンクエスト「冒険の旅」)
案内してくれるのは「自然塾塾長」の前田さん。野崎島の隅々まで知り尽くしている方です。



野崎島には、野生の鹿が多くいます。そして見られます。「なんか変な生き物がいるぞ」と言われていることでしょう。



目的の「王位石」までは非常に長い道のり。まさしく「ドラゴンクエスト」の世界っぽいです。




大小の石が転がる道を歩き、山を2つ越えないと「王位石」にはたどり着けません。
この第一の関門で体力が無くなり、引き返す人も多いとか。




山の頂上にあった案内板。目的の「王位石」がある神島神社まで0.4kmと書いてますが、その隣に小さく「ウソ」と書いているのがポイント。(本当に0.4kmでは無いとのこと)




途中で休憩を挟みつつ、ようやく「神島神社」へ到着。ここまで長かった…




ついに目的の「王位石」と対面!!(BGM:モンスターハンター「英雄の証」
ここで自分たちが「王位」の座に付く資格があるのかを判断して頂きます(違




王位石のふもとまで登っていってから記念撮影。
私がいる場所に行くと、方位磁石が狂ってしまうとの事でしたが、本当に違う方向(石が開いた方向)を刺していました。なんらかの不思議な力が働いている場所みたいですね。




王位石「神崎よ…素質はある。血筋も悪くない…だが、まだ時が熟しておらん。修行を続けよ…」
神崎「うぃっす」



王位石からの帰りも、もちろん徒歩。途中の開けた場所で小休止。
ここ、訪問するタイミングを間違えたら山の向こう側から「ドラゴン」とか出てくるでしょう(汗




「王位石」から帰ってきた後は、村の周りを散策。
誰もいない、綺麗な白い砂浜の海岸を眺めたり、野崎教会を見に行ったりしてました。






周りが暗くなってきたら、危険(猪などが出没する、明かりが無い)なので外出は禁止。
部屋でビールを飲みつつチェスに興じます。
しかし、この場所は時間の流れが非常にゆっくりとしてますね。(時間軸がこの島だけ違うような感覚に陥るほど)
パソコンや携帯などの電子機器と切り離され、昔ながらのゆっくりとした時間が過ごせます。





夕食と朝食は自然学熟村で自炊。ここでも小値賀島で購入した卵が絶大なる威力を発揮してました。(写真は朝食の様子)




野崎島に別れを告げ、小値賀島を経由して佐世保へ。





私の目的だった「トルコライス」に出会う事は出来ませんでしたが、神秘的な空気を感じる「王位石」を訪問でき、また小値賀島の心優しい方々との触れ合いが、心癒されるひと時をすごせました。

昭和レトロを現代に残す島「小値賀島」。
また、時間の流れがゆっくりと流れる無人島「野崎島」。

パソコンやらインターネットやら、スマートフォンにSNSと、時間に追われて生活する現代人が忘れていた、自然の時の流れに身を任せるという、人間が本来持つ生活パターンを思い出したような気がします。(半年ぶりにゆっくりと眠れた事も事実。まさにITデトックス効果が絶大!)


現代的な生活に疲れてしまった方、この島を一度訪れてみることをオススメいたしますよ。
※私もまた後日、トルコライスを食べにこの島を訪れてみます。



■取材協力:おぢかアイランドツーリズム


 
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行く!撮る!食べる!実食系トルコライス専門ブログ。
それが「トルコライス マニアックス」。

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■KBC九州朝日放送「夢見カフェ(6月20日放送)にトルコライスの達人として出演しました。(2008年6月20日)

■PS3ソフト「まいにちいっしょ」内の情報番組『トロステーション』に、長崎特集「トルコライス」の画像を提供しました。(2008年5月26日)

■朝日放送系「にっぽん菜発見」に「トルコライス案内役」として出演しました。(2008年2月24日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『甘い飲み会』に出演しました。(2008年1月25日)

■RKB毎日放送内「今日感テレビ」でも放送されました。(2007年2月1日)

■NBC(長崎放送)報道センターNBC内の特集に出演いたしました。(2007年1月30日)

■長崎新聞(2007年1月20日付)の『ナガサキフリースタイル』コーナーで紹介してもらいました。(2007年1月20日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『男パフェ3(2006年10月21日)』に出演しました。

■KRY(山口放送)でも『ニュースリアルタイム内特集』が放送されました。(2006年7月8日)

■日本テレビ系列「NIB」の『ニュースリアルタイム』(BS日テレでも全国枠で放送)に出演しました。(2006年6月29日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『男パフェ(2006年2月11日)』に出演しました。

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『トルコライスのすべて(2006年1月14日)』に出演しました。

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